あの発表から3日~現在感情迷子~

 

一生かかってもお祝いなんてできない。

見たくない聞きたくない知りたくない認めたくない。怒り、悲しみ、寂しさ、悔しさ、辛さ。湧き上がってくるのは、この世に名のつく全てのマイナスな感情だと思う。

その時々で嵐として最善の選択をしてきた彼だと思ってたから、熱愛が出る度に心えぐられながらも、彼の誠意ある姿だけを見続けてきたつもり。メディアも、SNSも、世間の声も、結構スルーしてきた。そうあることで報われると思ってたから。

今回ここまで幻滅したのは、嵐のことを第一に考えて大事にしているという姿勢を嵐にもファンにも見せてきた彼なのに、ファンの気持ちを置いてきぼりにしていったから。

どんな思いで、一旦終わりを迎えることを知らされた上で、5人と一緒に歩んでいこうと決断したか。一生叶わない恋と知りながら、離れ離れになるときを恐れながらも全力でこの時間を過ごしているか。少しでも考えてくれていたら...。20周年で、残り1年で、コンサート2日前で、「結婚」なんてしないよ。まるで、ファンの存在を忘れているかのようでしかない。

嵐を大事にして、嵐だけは譲れなくて、嵐のために生きている人だと思ってたから、全部全部信頼してた。嵐を大事にすることがイコールファンを大事にすることになってるっていう自分の中の方程式だった。でも、このことで、彼が大事にしている嵐の中に、ファンの存在はないって思った。

だから、裏切られたと思った。信じていたものは、もともとなかったんだなと、落胆した。

彼の幸せは、嵐の中(休止前の大事な時期に結婚したこと発表したことで)ではないところにあることに、心から幻滅した。

Twitterで、よーく見かけたけど「今じゃない」この言葉に尽きる。休止期間に入ったら結婚するメンバーが出てくることは、想像したことがある。申し訳ないけれど、きっと休止後だって、もし休止発表をしてなくて迎えた21年目以降だって、祝福はできない。(ごめんね、こればっかりは好きだから) でも納得はする。ファンが傷つくことを最小限に抑えてくれるタイミングだったら、大事にしてくれてることがわかるから。だって、アイドルって幸せにしてくれるおしごとじゃないの?不幸のどん底に落とすのはそれじゃないでしょ。

 

結婚するなとは言えない。幸せをもらっている分。いつでもどんなときでも、幸せを願っているに決まってる。でも、本当は、自分に見せてくれているアイドルとしての顔をしているときが、彼にとっても幸せであって欲しいと願ってしまうもの。ファン(わたし)とは自分本位で自分勝手なもので。嵐として嵐の輪の中で本当に楽しそうにケラケラ笑う君だから、永遠に本気で片思いしてるんだよ。大切にされてるって思いたいよ。好きだから、こうして苦しんでる。

 

あなたの結婚を喜べる人だけ、着いてこればそれでいいの?どうしたらこの時期を選ぶに至るの?置いてきぼりの人いるよ。

 

ねえ、そして、それもしかして、嵐の他の4人の中にもいたりしない?

あなたの決断、嵐の未来に影を落としてない?

きちんと4人と話し合った?向き合った?その上で決断下した?

嵐は頭のいい人たちだから、「結婚」の示す意味を分かっているはず。ファンとの関係性の変化をもたらすことくらい想像出来ているはず。それでこんな結果になりうるの?

 

このことで、もし彼が「結婚」を押し切るようなことがあったなら、彼を止められなかったのなら、彼に諦めてしまったのなら...嵐が嵐を守れなくなってたら。そう思うと不安と恐怖で押しつぶされそうになる。

かたや、彼ほど頭の切れる人が、人の気持ちに敏感で繊細な人が、こんな道(ファンが傷つくこと、一歩間違えれば4人との関係性を変えかねないこと)を選ぶことが信じられない。

 

彼の結婚への嫉妬という醜い感情と、嵐が嵐でなくなることへの大きな不安。この誠意の感じられない行動が、本当に彼のすることなのかという疑問と、失望。そんなきもち。

 

結局、どんな運びで「結婚」になったのか、5人でどんな、どれ程の話し合いがあったのか、どんな思いが込められているのか、彼が今この時どう感じているのか、そんなことはわたしたちファンは知る由もない。もしかしたら、わたしたちも納得せざるを得ないような経緯や理由があるのかもしれない。

だから結局、信じられるのは嵐・二宮和也として見せてきた姿だけ。これから見せる姿だけ。

 

祝福はしない、死んでもしない。

でも嵐・二宮和也として、嵐と向き合う姿をずっと追い続けていく。彼が嵐として全力で走ってくれないと、ファンを思ってくれないとわたしは報われない。報われるって信じてる。